杉村太蔵が苦悩 突然の弱音「テニス大会出たくない」 強豪に惨敗後は…言葉なく帰宅(2023年4月20日)

テニス!

 先月からお伝えしている、杉村太蔵さん(43)のテニス再挑戦。大会まで3カ月を切ったなかで、「大会に出たくない」と突然の弱音。一体、何があったのか?

■「試合出られる状況じゃない」

 先月7日、実業団に所属する女子選手との練習試合ため、東京・渋谷のテニスクラブを訪れた杉村さん。相手は、26歳の押野紗穂選手だ。

 かつて、国体で優勝経験がある杉村さん。再びテニス大会に出ることを決意した男の奮闘に密着する。

 最初は押野選手のスピーディーな動きにも何とか食らい付いていき、一進一退の攻防を見せていたのだが、最後は押野選手にポイントを連取され、惜敗した。

 杉村さん;「参りました」

 ただ、現役選手を相手に善戦。25年前の感覚を取り戻しつつあるのか、ある日の練習後、帰り道で杉村さんから驚くべき発言が飛び出した。

 杉村さん:「エキシビションマッチでいいんじゃないかって。試合出られるような状況じゃないなって」「落ち込むのよね、すごく。なんで、こんなこともできないんだろうと。ガッカリするの。正直、あんまり出たくなくなっちゃいましたもんね。『もう一回試合に出たい』なんて…」

■“強豪”と練習試合 結果は…

 高校時代に国体で優勝した経験を持つが、頭で思い浮かべたとおりのプレーができないという現実に悩んでいたのだった。

 そんな思いを抱えたまま、次の練習試合を迎えた。この日の対戦相手は、山岸徹郎選手(43)。「テニス界の超人ハルク」の異名を持ち、杉村さんが出場する「毎日テニス選手権」の40歳以上の部、去年の優勝者だ。

 杉村さんは、学生時代に山岸選手と何度か対戦経験があり、杉村さんが全勝しているという。

 杉村さん:「お願いします!」

 開始早々、山岸選手の鋭いボールがコーナーギリギリに。

 杉村さん:「球速いな~」

 その後も…。

 杉村さん:「いや、全然だめだ」
 山岸選手:「アウト」
 杉村さん:「話になんねぇよ、これ…」

 結果は0-6の惨敗。試合の後、杉村さんは言葉を発することなく帰ってしまった。密着開始以来、初めてのことだった。

■「前へ出るプレー」実践で勝利

 それからおよそ1週間が経った今月18日。去年の50歳以上の部の優勝者と、練習試合を行った。

 杉村さん:「前へ、前へ。前へ、前へ」

 軽快にボールを打つ杉村さん。落ち込んでいた杉村さんを奮い立たせたものは、何だったのか?

 実は、先週惨敗を喫した山岸選手から、このようなことを言われていた。

 山岸選手:「久々に試合に出るんだったら、なおさら自分の好きなプレーで勝負したほうが絶対いいと思う。相手に付き合って、相手と同じ土俵でテニスをするより」

 これを聞いた杉村さん。自分の「前へ出るプレー」を実践していた。そして、勝った!

 杉村さん:「ちょっとね、ベテランとか、40歳になったとか、自分の体力とか、余計なことを考えながらコートに立ってたなって。実は全く僕のテニスって違って。意外と、昔のまんまでいいんじゃないかと。思いっきり18歳のころを思い出して、自分のやりたいテニスをやる!っていうね。ちょっと、そういう気持ちになったんで。ちょっと楽しみだなって」

 嫌いだったランニングも始めた杉村さん。

 杉村さん:「少しでもね、勝ちたいとかじゃないの。『自分のプレー』をしたい。ただ、それだけですね」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年4月19日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

20 COMMENTS

N.K

18才の頃よりもカラダは重くなっていますから…サーブ&ボレーやセイバーやチップ&チャージしてスタミナを極力消費しないショート・ポイント狙いの鈴木貴男みたいなプレーを魅せてほしい。とりあえず、スタテニで佐久間PやAP理子とシングルス対決も魅せてほしい。

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ルシファーM

40を越えてテニスはキツイ。
チャレンジするだけで十分凄い事。
ロードバイクで100km走れるけどテニスは無理。

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Callingババァ復活

おっさんが頑張ってると、おっさんは元気貰えるんだと
らしいです

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style niko

国体もダブルスで優勝したんだから、大会もダブルスで出たほうが勝てるんじゃないかな。久々の大会でいきなりシングルスはキツいよ。

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