【テニス】【ガット】種類と特性と選び方。知ってるだけで上手くなる。

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テニス!

ガットについての基本知識を動画にしました。ナチュラル、ナイロン、ポリそれぞれの基本特性を知ったうえでガット選びをしましょう!

テニスと人を紡ぐ詩blog
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神奈川県横浜市戸塚区にあるワールドテニススクールでコーチをしております。
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#テニス
#ガット
#特性

4 COMMENTS

松岡聰

いろんなテニスチャンネルを見ましたが、おっさんテニスにとって一番参考になります。すごいです。

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M N

有益なお話しありがとうございます
ポリの件でスイングスピードが速い人と有りますが、具体的な指標はありますでしょうか?
例、ストローク130km以上など…

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クラプトンHiroshi

自分は高齢者ですのでラケットを含めて意識しているのは腕(肘、手首)への負担と経済的な部分ですねー。ナイロンを使ってます。
打球に対する性能を感じるほどの腕は持ち合わせてないと思ってます(笑)。
はるか昔の高校時代は軟式テニスでしたがその頃はナチュラルのみでした。確かに雨に濡れるとうどん状態でした。今はポリとナイロンも、技術の進歩ですねー。
でも勉強になりました。

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上野耕治

おそらくガットメーカーの都合上、一般的にあまり知られていないのですが、学術的にはストロークレベルの相対速度では、ガットの材質、テンションによる反発係数の違いが、ほとんどないことがわかっています。
そして、ガットの材質によって、飛びに違いがでる理由は、スピン性能の違いによるものです。(スピン性能は、ナイロン<ナチュラル<ポリの順)
スピン性能の良し悪しは、スナップバック効果が支配的なため、ガット表面の摩擦が低いほど高くなり、ガットの劣化(ノッチ形成)により、低下します。
上記について、よくまとまった論文とHPのリンクをつけときますので、ご興味のある方はどうぞ。
https://kawazoe-lab.com/wp-content/uploads/2020/06/20191000.pdf
https://kawazoe-lab.com/tennis_racket/

かつて、あるメーカーがテンションロスの少ないガットの宣伝として、プロの試合を分析して、後半になるほどストロークの平均飛距離が数%伸びていることをもって、テンションロスによる悪影響と関連付けていましたが、これは、ガットの劣化によるスピン性能の低下によるものでしょう。
つまり、プロが試合中にガットが切れてないのにラケットは変えるのは、スピン性能を一定に保つ(=スピン性能低下によるバックアウトを防ぐため)ためだとおもわれます。
ちなみに、ナダルはスピン性能をあげるために、試合前にガットにシリコンスプレーをかけています。(一部のメディアで批判されているが、ルール違反ではないそうです。)

試しに、ある程度使いこんだガットにシリコンスプレーを吹いて、ガットを指で動かして馴染ませたあと、布で軽くふいて、スピンサーブを打ってみると、ある程度スイングスピートのある方なら、スピン性能が向上していることがハッキリ体感できると思います。

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